2022年7月31日15:00-15:50「国民総幸福」をめざす国〜ブータン見聞録

時間:7月31日15時~15時50分
出展者:氷解塾
2005年の国勢調査で国民の95%が「自分は幸せ」と答えたことで、世界的に「幸せの国」として知られるようになったブータン。2011年秋には、若き国王が震災後に来日し、国会で日本に対する深い愛情と謙虚に満ちた演説を行ったことで、日本でもその存在が広く知られるようになりました。

コロナ禍の下で入国制限が厳しくなっているようですが、このセッションでは、2019年の2月に行われた学会の視察ツアーに参加して撮影した千枚以上の写真の一部をお見せしながら、現地の様子やブータンのGNH(国民総幸福)政策について、政府関係者の皆さんから伺ったお話などをご紹介したいと思います。

お話しするのはコロナ前の個人的な見聞内容が中心になりますが、ブータンのことをよく知る方がまだまだ少ない中で、これらの情報を個人的に眠らせておくのはとてももったいなくて、少しでも多くの皆さんにシェアしたいと思い、出展させて頂きます。

ご興味のある方、ぜひお気軽にご参加ください。

 

プレゼンター:馬場真光(ばばしんこう) 国内系、外資系の金融機関勤務を経て、現在の経済のあり方に疑問を持ち、2011年の東日本大震災を機に独立、物質主義的な経済社会から人間と自然を大切にする生命論的な社会への移行をテーマに研究開始。2016年、意識の変容による社会改革をめざす対話会「ギークオフィス氷解塾」をスタート。20192月、日本GNH学会主催のブータン視察ツアーに参加。同年より与贈工房(現トオラス)とのコラボによる「オンライン氷解塾」を開催。訳書にMA・ルッツ著『共通善の経済学』(晃洋書房、2017年)。経済学史学会、日本トランスパーソナル学会、中部哲学会、日本GNH学会会員。学術博士。

 

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