ヴェリタスビジョンは「氷解塾」を中心とするセミナー活動を行っています。

 

氷解塾とは何でしょう?それは、私たちの成長や変革を妨げているすべての思い込みや古い考えから自由になるための気づきの学びの場です。

氷がとけてあとに何も残らないように、自分でその存在にすら気づいていない思い込みや古い信念をとかし、手放すことによって、本来のみずみずしい自分を取り戻し、まったく新たな人生と新たな社会を創造できるようになる、そのための刺激と気づきがたくさん得られる場、それが氷解塾です。

自己を変革する

21世紀前半の今、社会は大きな転換期を迎えています。前世紀までの古い考えやあり方のままでは、個人も組織も、問題を解決することはおろか、安心して存続していくことすら厳しくなっていくでしょう。

しかし、逆の見方をすれば、これはチャンスでもあります。

「窮すれば変ず、変ずれば通ず」との格言にあるように、物事がいきづまり窮まってしまった時には、自ずと革新が起こり、それによって新しい世界が開ける自然の摂理が存在しています。(例えば、イモ虫がサナギになり、ついで殻を破って美しいチョウとなり羽ばたいていくように。)

ですから、私たちは変化変滅の時代にあっても、自ら積極的に革新をはかっていけば、将来を明るく楽観し、楽しみながら生きていくことができるのです。今、必要なのは、環境の変化に合わせて、自らが古い殻を破って自分自身が変わることです。

思い込みの影響力

では、自分自身が変わるにはどうしたらよいのでしょうか?ここで考えてみたいのが、自分の思考や行動に影響を与えている「思い込み」の力です。

思い込みとは、無意識のうちに決めてかかっている考えのことです。思い込みの大半は、生まれてから現在に至るまでの間に自分の外から刷り込まれた考え、または自分の限られた経験の中から身につけた教訓などからなっていますが、それは私たちの無意識の思考の前提となって、私たちの考えや行動を左右しているのです。思い込みとは、私たちの生き方を決めている枠組みそのものである、といってよいかもしれません。

「あり方」を変えるには

最近は、自分が「何をするか(doing)」 よりも自分が「どうあるか(being)」の方が大切である、という言葉をよく耳にしますが、自分の「あり方」を変えるには、一体どうしたらよいのでしょう?

じつは、自分の「あり方」は、上に見たような「思い込み」を基礎として形づくられているため、この思い込みに気づき、手放していくことによって、自分のあり方を変えることができます。つまり、思い込みを外すことで、世界の「見え方(seeing)」が変わり、その結果、私たちの「あり方(being)」が自然に変わっていくのです。

社会レベルの思い込み

ところで、一口に思い込みといっても、いろいろな種類やレベルのものが存在します。人と約束した日時を間違って覚えていたとか、ある人の性格を外見だけで判断していたが話してみたら全然違う印象をもったとか、そういうこともそれぞれ一つの思い込みでしょう。しかし、氷解塾で扱う対象となるのは、主にはそれよりももっと深くて根本的で、社会レベルで共有されている思い込みの方です。

社会で共有されている思い込みとは、社会の誰もが当たり前の常識として受け入れている共通の信念といってもいいでしょう。これらの社会的な常識や信念が、私たちの社会の「あり方」に大きな影響を及ぼしていることは明らかです。「思い込みが生き方を形作る」という原則を社会全体に当てはめるならば、現在、地球社会が直面している様々な深刻な課題は、すべて私たち人間が集団で共有してきた思い込みによって作られてきた、という見方もできるでしょう。

20世紀最大の物理学者と言われるアインシュタインもこう言いました。「どんな問題も、それをつくり出したときの意識レベルでは解決できない」と。私たちは、まさに今、このような社会で共有された意識の変革に取り組む必要があるのではないでしょうか。

氷解塾における学びとは

氷解塾の学びは、新たな知識を積み上げることを目的とするものではありません。むしろ、これまでの人生をかけて身につけてきた知識・常識を改めて見直して、自分の思考に自由を取り戻すことを目標とします。このため、氷解塾のことを、”アンラーニング(unlearning=学びほぐし)の専門学校”とも呼んでいます。

氷解塾では上で見たような現代の社会で共有されている代表的な信念(トピック)を取り上げて、そこに疑問のくさびを打ち込んでいきます。そこには、今世界をおおっている近代以降の物質主義的で機械論的な世界観への反省が含まれますが、それにとどまらず、「私たち人間は本来どのような存在なのか?」「なぜ世界は存在しているのか?」というような奥深いテーマも取り上げて、それらに対する全体的な回答(提案)を、図解を用いてわかりやすく解説していきます。

氷山

氷解塾、とくに連続講座に参加される方は、講義全体を通じてこれまで余り考えてこなかった新鮮で柔軟なものの見方に触れることになるでしょう。あるいはこれまでのご自分の考えが気持ちよく整理される体験をされることでしょう。そしてこの激しい変化の時代を、より大きな安心とともに、自由に創造的に生きていくきっかけを得ることができるでしょう。

(ここで「きっかけを得る」と述べたのは、氷解塾での気づきの程度は、参加されるご本人の姿勢によって大きく左右され得るからです。これまでに得てきた自分の知識をいったん横におき、まっさらな姿勢で講義に臨んでいただければ、得るところはきっと大きいでしょう。反対に、全ての情報を入り口で批判しジャッジしてしまえば、得るところは少なくなるでしょう。)

なお、氷解塾の性質上、毎回の講義における説明には、一見世間の常識に反するものも含まれています。氷解塾では、これらの解釈を参加者の方に無理に押しつけることは決してありません。あくまでも氷解塾からの提案、仮説あるいはヒントとして受け止めていただき、ご自分が有益と思われるもののみを、必要に応じて仕事や生活に生かしていただければうれしく思います。

氷解塾はあなたをお待ちしています

これまで氷解塾に参加された述べ600名以上(*)の方々からは、「目からウロコの衝撃だった」、「これまでの人生で得た気づきを全部合わせたよりも大きな気づきがあった」、「今まで抱いていた悩みが悩みで無くなった」、「自分がこれまで漠然と感じていたことがわかりやすく言語化されていてスッキリした」、「自分がやりたいことが、これでいいのだとわかって励まされた」等々、たくさんの満足の声を頂戴しています。そしてほとんどの方が、この氷解塾での学びが「今後の人生や仕事の役に立つ」との評価を下さっています。(*平成30年11月以降令和5年3月までの実績)

「氷解塾をまだ受けたことがない」という皆さん、この変化の時代を乗り切るために、ぜひ一度氷解塾の門を叩いてみてください。 皆さんとの出会いを心待ちにしています。

連続講座

8週間にわたる6テーマのプログラムを通じて、私たちの思考を制約している無意識の共通的な前提(思い込み)のうち、最も深いレベルにあるものを選び、解きほぐしていくセミナーです。参加者の方から「大変面白く、気づきの多い体験が得られた!」と毎回好評をいただいています。

こんな方にオススメです:

  • 氷解塾の内容をしっかり学びたい。
  • 同じ感覚を持つ人とのつながりを得たい。
  • 幅広い視野、物事の本質を観る力を養いたい。
単独講座
「連続講座」に関連する派生テーマを選んで随時開催する単独セミナーです。講義形式のものおよび参加型のワークショップなどがあります。

こんな方にオススメです:

  • 長期の参加が難しいが、興味がある。
  • 連続講座を受講したが、また氷解塾に触れてみたい。
  • 氷解塾の内容をお試しで受けてみたい。
  • 興味のあるテーマだけ参加したい。

 

ある参加者の方からのメッセージ

氷解塾のみなさん、こんにちは
いつも穏やかに熱意あふれる講座をありがとうございます。 ふと思いがあふれてきたので、以下の感想文を書かせていただきました。
すでに、たくさんの感想文が届いていると思いますが、もし参加を迷っている方がいらしたら、私が背中を押してあげたいという思いから、記させていただきました。

なぜ、私が氷解塾をおすすめするかと言いますと、私自身、講座を受講するたび「剥がれた」のを感じるからです。
剥がれていくのは「思い込みの皮」です。それは面白い体験であり、快感です。 その体験で得られる変化は、今後の人生に影響する一生ものの財産だと私は思っています。
どんなに素晴らしい情報でも、受け取るだけでは変化できません。 でも、氷解塾では、実際に変化しました。(少なくとも私の場合は)

私は、氷解塾受講前、自分と周りの幸せしか考えられない小さな人間でした。 今でも小さな人間であることには変わりないですが、多少、人との境界線が薄れ、世界平和を心から願えるようになりました。
また、自分のエゴ、二元論的な思考に気付くことができ、これらの今まで自分を苦しめていた囚われの思考からだいぶ開放されたと思います。
これが私の中のまさに「氷解」にあたる部分です。 また、プレゼンターの馬場さん、運営スタッフ、そして参加者の方々が安心安全の場を作って下さいますので、温かい雰囲気の中、リラックスして参加できました。
この場を借りて、お礼申し上げます。

この氷解塾での体験が私にもたらしたものが余りにも大きかったので、思いあふれて一人でも多くの方に受講いただきたいと思い、以上書かせていただきました。 (東京都在住・S.Tさん)

 

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