自分とは何か? 〜「ム」の自己探求ストーリー
皆さんは、「いったい自分はなぜ生きているのだろう?」と疑問に思ったことはありませんか?
ひょっとしたら、子供の頃に空を見上げながら漠然とそんなことを考えたり、成長してからの人生で大きな苦しみに出会ってそんな思いにかられたりした経験のある方もあるかもしれません。
ふつうは、そんな考えがたまに頭をかすめることがあっても、「そんな難しいことは考えても答えが出るわけない」と諦めて、そのまま目の前の仕事に向き合っている方が多いのではないでしょうか。
でもヴェリタスでは、この大切な問題に対してほとんどの人が目を背けて向き合わないでいようとしている状態こそが、私たちの社会を覆う不安や虚しさの原因になっている面があるのではないかと考えています。
というのも、人は自分の目的を見失っているとき、つねに外部の出来事に対応するだけの反応的な生き方を続けざるを得ないからです。
この問いは、「自分とは何か?」 「なぜ宇宙は存在しているのか?」 という哲学的な問いにも必然的につながってきます。
この講座は、まず「自分とはなんだろう?」という問いについての対話から始め、そこから導かれる論理的な結論や、ビッグバン理論や古代伝承などの助けを借りて、最後には、ある北欧の神話をヒントにした「《ム》の自己探求ストーリー」と呼ばれる壮大な物語(仮説)をみなさんにお示しし、時間があれば、それを体感するワークも行ってみよう、という野心的な内容になっています。
この内容は、通常、連続講座の中の最後の回でお話ししているものですが、今回、特別にこの深みのあるテーマを単独講座としてそのエッセンスを切り出してお話しすることにしました。なぜなら、このテーマをお話しすることには大きな価値があり、一人でも多くの人にそれについて考えてみてほしいと思ったからです。
事前の予習動画もなく講座時間の中で一気にお話をしますので、参加者の方にどこまで受け止めていただけるかわかりませんが、極力わかりやすい説明を試みるつもりでいますので、ご縁のある方の心にきっと響くものになると思います。