2022年4月17日(日)10:00-12:00オープン対話シリーズ『問題を作っているのは誰?〜悩みを味方にする方法〜』

「オープン対話シリーズ」は、私たちが何らかの問題意識に基づき議論したり行動したりするにあたり、その前提として考えておきたい「そもそも」の話題を取り上げて参加者全員で深めていくイベントです。
情報量の多い通常の氷解塾の講座とは異なり、ゆったりとした時間の中で焦点を絞って自由に対話し、そこで得られる気づきを私たちの人生の身近の選択に生かしていこう!というのがその趣旨です。

第1回となる今回は、「問題を作っているのは誰なのか?」というテーマを取り上げます。
私たちの誰もが、それぞれに直面する問題の解決に日々頭を悩ませています。しかし、よく観察してみると「問題」というのは人それぞれに違っていて、誰かにとっての「問題」も、他の誰かにとっては問題ではなかったり、逆に喜ばしいことでさえあったりします。不思議なことではないでしょうか?
そもそも「問題」とは何なのでしょう?
それは客観的に存在しているものなのでしょうか?
いったい誰がそれを「問題」だと決めているのでしょう?
私たちは、大きなものから小さなものまで、公私にわたりいつも「問題解決」に追われていますが、今回は、一歩立場を引いて、問題解決しようとする際の前提にある「問題とはそもそも何なのか?」という点を掘り下げていきたいとます。これによって参加者の皆さんの問題解決にきっと新しい視点が生まれることでしょう。

当日触れる論点は次のようなものを考えています。
○「問題」とはなんだろう?
○「問題」が生まれる原理
○ 現実が変わらないのに「問題」が消えてしまうケース
○「問題」の持つ積極的な意味とは?
○「普遍的理想」はどこにある?

日々「問題」に直面しながら頑張っている皆さん、ぜひこのイベントに参加して問題解決のヒントを持ち帰って下さい!
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◆日時
4/17 (日) 10:00- 12:00(延長の可能性あり)
◆場所
オンラインZoom会議室
◆参加費(税込み)
2,750円
◆プレゼンター
ヴェリタスビジョン代表 馬場真光
◆申し込み
以下の申込フォームから登録をお願いします。
※ 入金確認後に当日のURLが送付されます。
終了しました 終了しました

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【プレゼンター略歴】
馬場真光(ばばしんこう)。国内系、外資系の金融機関勤務を経て、現在の経済のあり方に疑問を持ち、2011年の東日本大震災を機に独立、物質主義的な経済社会から人間と自然を大切にする生命論的な社会への移行をテーマに研究開始。2016年、意識の変容による社会改革をめざす対話会「ギークオフィス氷解塾」をスタート。2019年10月より与贈工房(現トオラス)とのコラボによる「オンライン氷解塾」を開催。訳書にM・A・ルッツ著『共通善の経済学』(晃洋書房、2017年)。経済学史学会、日本トランスパーソナル学会、中部哲学会、日本GNH学会会員。学術博士。

【氷解塾とは】
21世紀初めの今、世界は大きな転換期を迎え、私たち個人一人ひとりと社会全体がともに変革を迫られています。何も変わらない古いあり方のままでは、問題を解決することはおろか、生きていくこと自体が厳しい経験になっていくかもしれません。
しかし、逆の見方をすれば、これはチャンスでもあります。「窮すれば変ず、変ずれば通ず」との格言にあるように、物事がいきづまり窮まってしまった時には、自然に革新が起こり、それによって新しい世界が開けるという流れがあるのです。(それは、例えば、イモ虫がサナギになり、ついで殻を破って美しいチョウとなり羽ばたいていくようなものです。)
ただし、目の前の手詰まりの状態を打開するために、いかに思考し、いかに行動(doing)したとしても、今までの古い思考の枠組みを維持したままでは、適切な変化は起こせません。本当に求められているのは、自分自身のものの見方やあり方(being)が変わることだからです。
自分のあり方(being)が変わるためには、自分の意識に潜んでいる古い思考の枠組みやものの見方(seeing)に気づき、そこから離れていく必要があります。
氷解塾では、この大きな時代の転換点において、ふだん私たちが気づかないでいる自分の中の思い込みや固定観念に気づき、そこから離れることによって、新しい目(seeing)を開き、自己革新につなげていくことのお手伝いをしたいと願い、「連続講座」「単独講座」を提供しています。
★氷解塾の詳細については、こちらをご覧ください。